
プレスリリース
米Archer社と戦略的関係構築に向けた基本合意書を締結~Soracleは大阪・関西万博デモンストレーション運航を契機に、eVTOLの社会実装を目指します~
株式会社 Soracle(以下「Soracle」)は、米国 Archer Aviation Inc.(以下「Archer社」)と戦略的関係構築に向けた基本合意書を締結しました。
両社は、2024年9月26日付で発表いたしました2025年日本国際博覧会(以下「大阪・関西万博」)でのデモンストレーション運航プログラムの実施に加え(※1)、eVTOLの商用運航実現に向けた協業の検討を開始することに合意しました。
Soracleは、日本国内における空港シャトル・地域内輸送・地域間輸送など、様々なユースケースを想定した路線を開拓し、eVTOLを用いた地球に優しく、より身近で新しい移動価値を創造することを目指しています。今般Archer社との基本合意書には同社が開発・製造するeVTOL ”Midnight”の最大100機の購入権取得を含んでおり、eVTOLの社会実装の早期実現に向けた準備を加速して参ります。
eVTOL ”Midnight”イメージ
基本合意書署名式の様子
Soracleは、2025年4月から大阪・夢洲で開催される大阪・関西万博に、未来社会ショーケース事業「スマートモビリティ万博 空飛ぶクルマ」に、シルバーパートナーとして協賛いたします。本事業は、eVTOLをより身近に感じていただくことで、大阪・関西万博のコンセプトである「未来社会の実験場」を体現するものです。SoracleはArcher社eVTOL “Midnight”を用いた万博会場の周遊および会場と大阪ヘリポートを結ぶ2地点間のデモンストレーション運航を予定しています。
Soracle 概要
- 社名
- 株式会社Soracle
- 事業内容
- eVTOLによる航空運送事業(許可取得予定)
- 設立
- 2024年6月
- 代表者
- 代表取締役 太田幸宏・佐々木敏宏
- 所在地
- 東京都中央区
- ホームページ
- https://www.soraclecorp.com/

Archer社概要
- 社名
- Archer Aviation, Inc.
- 事業内容
- eVTOL設計・開発・運航
- 設立
- 2018年
- 代表者
- Founder & CEO Adam Goldstein
- 所在地
- アメリカ合衆国カリフォルニア州
- ホームページ
- https://archer.com/

Archer社 eVTOL “Midnight” 概要
Archer社が設計・開発する4人乗客(パイロット除く)ベクタードスラスト型のeVTOL。当該機は米国における試験飛行の実績を重ねており、2025年末までのFAA(連邦航空局)からの型式証明取得、2026年の商用運航の実現を目指しております。
【運航性能】最高速度240km/h・航続距離160km・最大積載量454kg
- Soracle、JALから大阪・関西万博「空飛ぶクルマ」運航事業を承継
~Archer社 eVTOL “Midnight”にて大阪・関西万博デモンストレーション運航を実施~
https://www.soraclecorp.com/wp-content/uploads/2024/09/Press_240926.pdf