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Soracle、JALから大阪・関西万博「空飛ぶクルマ」運航事業を承継~Archer社eVTOL “Midnight”にて大阪・関西万博デモンストレーション運航を実施~

空飛ぶクルマ(以下「eVTOL」(※1))の運航事業開始を目指して住友商事株式会社(以下「住友商事」)と日本航空株式会社(以下「JAL」)が2024年6月に共同設立した株式会社Soracle(以下「Soracle」(※2))は、2025年日本国際博覧会(以下「大阪・関西万博」)における未来社会ショーケース事業「スマートモビリティ万博 空飛ぶクルマ」の協賛契約を締結し、JALから運航事業を承継しました(※3)。

これを受けて、Soracleは米国 Archer Aviation, Inc. (以下「Archer社」)と大阪・関西万博における「空飛ぶクルマ」デモンストレーション運航プログラムに合意しました。

【大阪・関西万博「空飛ぶクルマ」運航事業概要(予定)】

  • ●運航形態:有人飛行による二地点間及び周遊デモンストレーション
  • ●運航地点:大阪・関西万博会場及び大阪ヘリポート
  • ●使用機材:Archer社が設計・開発するeVTOL “Midnight”

大阪・関西万博会場
提供:2025年日本国際博覧会協会

Archer社とのプログラム合意時の様子

Soracleは大阪・関西万博「空飛ぶクルマ」運航事業を契機に、eVTOLの社会実装の早期実現に向けた準備を加速し、地球に優しく、より身近で新たな空の移動価値の創造を目指します。

Soracle概要

社名
株式会社Soracle
事業内容
eVTOLによる航空運送事業(許可取得予定)
設立
2024年6月
代表者
代表取締役 太田幸宏・佐々木敏宏
所在地
東京都中央区
ホームページ
https://www.soraclecorp.com/
Soracle

Archer社概要

社名
Archer Aviation, Inc.
事業内容
eVTOL設計・開発・運航
設立
2018年
代表者
Founder & CEO Adam Goldstein
所在地
アメリカ合衆国カリフォルニア州
ホームページ
https://archer.com/
Archer

Archer社 eVTOL “Midnight” 概要

Archer社が設計・開発する4人乗客(パイロット除く)ベクタードスラスト型のeVTOL。当該機は米国における試験飛行の実績を重ねており、2025年末までのFAA(連邦航空局)からの型式証明取得、2026年の商用運航の実現を目指しております。

【運航性能】最高速度240km/h・航続距離160km・最大積載量454kg

  • 電動垂直離着陸機 Electric Vertical Take-Off and Landing の略称
    eVTOLは、既存の航空機と比較し、電動のため駆動時の温室効果ガス排出量が格段に少ない、次世代エアモビリティです。滑走路が不要で離着陸時の騒音も小さく、機体の部品点数が少ないことも特徴です。自律飛行(予め設定した飛行ルートに沿って機体を自動飛行させる方法)を視野に入れた開発が進められており、eVTOL の社会実装によって、新たな空の移動価値の創出に貢献することが期待されます。
  • JALと住友商事、eVTOL運航事業会社を共同で設立
    ~空飛ぶクルマによる新たな空の移動価値の創造を目指して~
    https://press.jal.co.jp/ja/release/202406/008100.html

    住友商事とJAL、eVTOL運航事業会社を共同で設立
    ~空飛ぶクルマによる新たな空の移動価値の創造を目指して~
    https://www.sumitomocorp.com/ja/jp/news/topics/2024/group/20240603
  • JAL、2025年日本国際博覧会未来社会ショーケース事業空飛ぶクルマの運航事業者に選定
    https://press.jal.co.jp/ja/release/202302/007232.html